12日に八ヶ岳を離れて、今日は18日。
毎月必ず、神奈川県に行かなければならない。1泊の時もあるし1週間の時もある。
今日、この瞬間が「八ヶ岳で深呼吸」となる。
イカリ草。12日には、葉っぱすら出ていなかった。
毎年少しずつ大きくなっていく宿根草。名前の由来は花が船のイカリに似ているから。
沢山の緑の葉にピンクの花をピンと立てて咲かせる。
そして次は葉っぱだけは出ていた、ティアレラウィリー。
線香花火を想わせるような小さな小さな花の集まり。
隣のポテンチュラも黄色い花をつけ始めている。
お馴染み、ビオラ。頑張って冬越しをして2つが咲いている。
周りにはヒメツルニチニチソウの花も色とりどり。
前回、シモツケを載せたけれど、このシモツケはとても強い木なので、少し枝を整理するときに切ったものをそのまま土に差して水をあげておくだけで、育っていく。
そのうちの1本がここにある。
私がもし、この土地で生まれ育っていたら、これほどまでにこの自然の豊かさに気づかなかっただろう。
鳥のさえずり、木々の芽吹き、季節の移ろい、空の色。
疲れた心を癒してくれる場所。
不便が楽しめる場所。
浄化槽のコンクリートの上で生まれたばかりのミミズが困っていた、、。だから、そっと土の上に移動させる。土を良くしてくれる大切な生き物たち。共存させてもらえることに感謝する。