suncatch’s blog

八ヶ岳で深呼吸

厚生労働大臣ってなにする人?

加藤厚生労働大臣が8日夜、記者会見し、新型コロナウイルスのPCR検査に向けた相談センターへの相談の目安とされてきた「37・5度以上の発熱が4日」について、見直しを明らかにした。厚生労働省が2月に公表したものでは、受診の目安について「37.5℃以上の発熱が4日以上続く」「強いだるさや息苦しさがある」などと示してきた。

 この日の会見では「目安ということが、相談とか、あるいは受診の一つの基準のように(とらえられた)。我々から見れば誤解でありますけれど…」と、あくまで基準ではなく目安のつもりだったと発言。「これについては幾度となく、通知を出させていただいたり、『そうではないんだ』ということを申し上げて、相談や受診に弾力的に対応していただいた」などと述べた。

 

言葉を失います。これが厚生労働大臣のお言葉。

「目安」の意味を辞書でひくと→1 目当て。目標。おおよその基準。また、おおよその見当。

 

元々、私の平熱は35.7度です。37度になるだけでフラフラ。仕事なんて出来ません。それを市役所に言ったけれど特に変わりませんでした。これは市役所が悪いとは思っていません。もし、37度の発熱があったら当日であっても自己判断で休むつもりでいましたから。相手にはご迷惑をかけてしまいますが、その後のことを考えたら優先順位は決まってきます。

 

ただし、大臣の発言としては許されません。

検査もほとんどしないで、挙げ句に「誤解」という。救急搬送先が見つからない、検査を受けられない人たちが何百人もいたことを知らなかったのでしょうか?医療機関は崩壊寸前(崩壊して機能しなくなったところもありますが)そんなことを肌で感じられないのだから呆れ返るばかりです。

よく厚生労働大臣していられますね。恥ずかしくないのでしょうか。

状況がわかってくるなかで基準を見直すことは賛成です。でも国民と現場が「誤解した」という発言は更迭してもいいくらいのレベルだと思います。