4月11日
親鳥がいることに気づかずフラッシュを使ってしまいました。本当にごめんなさい。翌日、巣を放棄されました。
5月6日
巣を再び使い始めましたが、そのままそっとしておきました。休みだったので日中どうなったか確認するとまた親鳥が。毛を膨らませて鳴き声とともに怒っています。
5月9日
オス、メスともにエサを運ぶ様子が確認できたのでこの日から6時前に撮影。フラッシュは使えず蓋も大きく開けられないので暗い状態ですが、中の様子はわかります。
産まれたばかりの時は毛が生えておらず、メスが体温でヒナを温め続けますがもうすでに黒くなっていました。この状態になるとひたすら虫を採ってきてヒナにあげます。
警戒心がないので音がすると口を開けます。
5月10日
前日は6羽の口が見えましたが、何羽だかわかりません。撮った写真をベランダで確認しているだけですぐに親が戻ってきて怒られます。そしてヒナたちには静かにするようにと言い聞かせます→実際はわかりませんがいつも同じ鳴き方でヒナはぴたりと鳴きやみます。
5月11日
巣箱の中身はコケと動物の毛。ヒナがしたフンはありません。プニュプニュした風船状のフンを巣箱から運び出して自分の縄張りより外へ捨てに行きます。
5羽しか確認できず少し焦りました。
5月12日
6羽いました。
5月13日
明るくなってから撮影すると毛の色がだいぶ異なって見えますが、まだ全体的に黒っぽくシジュウカラとはわかりません。目が開いているのが見えます。
5月14日
外までピーピーとご飯を要求する鳴き声が聞こえますが、蓋を開けると黙り成長の早さに驚きます。
ほぼ同じ日に孵化しても成長の度合いはやっぱり違います。
5月16日
羽がシジュウカラっぽくなりました。重なっているので何羽だかわかりません。
5月17日
一気に大きくなりました。
親鳥のメス。虫をくわえています。あちこちを確認しながら巣箱に入っていきます。
オスもご飯を持ってきました。ヒナの食欲は半端なく親は朝から夕方まで1分位でひたすらエサを運びます。エサのサイズもだんだん大きくなり蛾なども捕まえて食べさせます。
5月18日
あら、親が一緒にいました。サイズが全然違いますね。
5月19日
羽が立派でもう飛べそうです。
オスが大きな虫をくわえてきました。
5月20日
顔は幼いですが毛は親鳥に近い感じです。体が大きくなって巣箱の端まで来ています。
5月21日
そろそろ巣立ちでしょうか。
5月22日
まだ、いらっしゃいました。そして8羽でした。お目目くりくりで可愛い。
この日の夕方はまだ巣箱からピーピーと声が聞こえていました。
5月23日
5時半から6時まで、親が全く姿を見せていません。ベランダに出るとヒナの声も聞こえませんでした。いないようです。
フラッシュつけて隅々まで確認します。
誰もおらず、きれいな状態です。
5月24日
巣箱を外して蓋を開けてみました。極端に小さなヒナもいなかったようなので無事に巣立ったでしょう。2週間から1か月は親と一緒に生活しエサの捕り方などを教えてもらうそうです。
でもシジュウカラの寿命は短く90%が1年以内に死んでしまいます。翌年には残りの半分が、どんなに長くても4年程。いつでも遊びにおいでと空に向かって声をかけます。
巣箱の中を掃除すると卵が1つありました。4月に巣の放棄をした時温めていたのかもしれません。
小さな命を奪ってしまいました。ごめんね。
今年はヤマガラがペアになれず巣箱の取り合いがおきませんでした。来年はどうかな。また巣箱を作成しようと思います。家の周りでたくさんのヒナが孵ったら楽しいですよね。地球に生きる全ての生き物が幸せでありますように。
おしまい。